鯉の里
所在地〒942-0411
新潟県上越市安塚区安塚924-2
TEL025-592-2076


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錦鯉
“神の使者「錦鯉」その姿に人は心を奪われてしまう”
 錦鯉の聖地・旧山古志村で鯉師のもと修行を積み重ね若くして養鯉のいろはから学んだ店主。その情熱は全国を駆け巡ることもあり、人脈も幅広い。中国では鯉が急流の「龍門」を登ると龍になるという謂れがあり、錦鯉は非常に珍重されている。錦鯉の最大の魅力は、春夏秋冬その美しさを鑑賞できることである。それぞれの想いでその姿を長時間見つめているファンは多い。あまり知られていないが、錦鯉には喧嘩をすることもなく新しい仲間を受け入れる性質がある。トップに君臨する人達に錦鯉が愛されるのはそんな所以があるからなのかもしれない。紅白・大正三色・昭和三色等伝統ある色鮮やかな錦鯉が水中を舞い、1メートル近い巨体がゆったりと泳ぐさまはとにかく圧巻である。錦鯉にもいくつかの血統があり、正統派の錦鯉を丹念に育て上げ年数回大きな品評会に出品もしている。山あいの池に放すことも錦鯉にとってはとても重要で、自由に伸び伸びとストレスを与えることなく成長させていかなければならない。養鯉の道のりは平坦ではなく、時に大量に死んでしまうこともあるという。餌の配合、水質…数え切れないほどの職人技を駆使して見事な錦鯉に育て上げて行く。
 その聖なる領域に至るまでには長い歳月を要し、鯉師達の深い愛情が常に注がれていることを彼らから感ずることができる。